勝ちたければ見直すべき3つのこと 人生においての強みとは

負けから得たもの

 

 

先日、大きな大会が終わりました。

結果は、

一回戦敗退でした。

コールド負けでした。

選手たちは、日頃の練習から、

一生懸命頑張ってきていたので、

非常に悔しく残念でした。

私はピッチングコーチとして、

ベンチからその様子を見ていました。

 

敗戦の原因は、

1つのエラーからでした。

そして、1つミスが出てしまうと、

ミスがミスを呼び、悪い連鎖が起き、

その悪い雰囲気を断ち切ることができませんでした。

「あのミスがなければ、、」

「あのミスをカバーすることができていたら、、」

たくさんの後悔が残りました。

そして、たくさんの反省点も見つかりました。

 

そこで今回は、

その反省の中から気付いた、

私なりの、

大事な場面などでミスをしないようにする為の方法を書いていきます。

『失敗=成長』です。

これを機会にまた少しでも成長できることを信じています。

この投稿が参考になれば嬉しく思います。

 

 

ミスが出る3つの原因

 

 

そもそも、なぜミスが出てしまうのか。

そこには3つの原因があります。

ミスには必ず原因があるので、

そこは絶対に向き合っていかなけらばなりません。

なぜミスが起きるのか、それは、

 

  • 準備不足
  • 自信のなさ
  • 姿勢の悪さ

 

この3つにあると思いました。

大きな1つの原因として、

力がない、実力が足りないということもありますが、

上げたこの3つも大きくミスに関わっていると思います。

1つ1つ説明していきたいと思います。

 

 

解説

 

 

⒈ 準備不足

これは大会に向いけての練習、準備も含まれますが、

ここでは本番の中での準備のことです。

今置かれている場面、状況の把握。

相手の特徴。(作戦、走力、打球方向、力など)

球場の環境。(太陽、風、広さなど)

自分のところに打球が飛んでくるイメージ。(ポジショニングなど)

自分のところに打球が飛んで来たらどこに送球をするのか。

起こりうるであろうことの予測。(相手の作戦)

自分だったらこう攻めるという、相手側の考えの読み。

このすべてを常に考えて準備していないといけません。

その中でも、本番の中で大切なのは、

先を読むという準備です。

あんなことやこんなことが起きるかもしれない。

相手はこんなことをしてくるであろう。してくるかもしれない。

状況や、環境を含めて、

起こりうる事を予測、そしてイメージしておくこと。

それが、『先手』を打つということ。

先見の明を養うこと。

この準備が最も大切だと思いました。

 

⒉ 自信のなさ

自信はいかなる時にも必要な要素ではありますが、

文字通り、

自分を信じることができるかどうか。

不安や緊張から、

自分を見失い、

自分を信じることができずに、

堂々とプレーすることができなくなってしまい、

ミスをしてしまう。

特に、1つミスが出てしまった時。

自分もミスをしたらどうしようと、

不安が連鎖してしまうことが多く見受けられました。

そんな時こそ、

自分がこれまでやってきたことを信じ、

自分を信じて、自分がこの悪い雰囲気を変えるんだ。

という強い気持ちと自信を持たなければいけないと思います。

 

⒊ 姿勢の悪さ

これは2番目の自信と重なることろもありますが、

ミスをする人のほとんどが、

プレーをしてるときの姿。

姿勢がよくありません。

人間は、

体調の悪い時、何かに恐れている時、不安や悩みがあるとき、

その時の姿勢というと、

背中を丸め、体を小さくします。

要するに、

生きていくうえで、負けている、マイナスイメージな場面。

人は姿勢がよくないということになります。

逆に、

気分がいい時、何か表彰をされたとき、成功をしたとき、ガッツポーズをしてる時。

人生において、勝っているといえるプラスイメージの場面。

胸を張って、とてもいい姿勢をしています。

ということは、

先に、姿勢をよくして、胸を張って堂々としていれば、

おのずと、いいプレーをすることも、

相手に勝つことも、少なからず近づくということになります。

相手が大きいのではありません。

自分が小さくなっているだけです。

なので、

いいプレーをして、活躍したければ、

日頃から、

意識して胸を張って過ごして、

いい流れを作っておくことも大事だと思います。

 

 

悪い流れを断ち切るために

 

 

ここで、

私自身がいろんな場面に立った時、

その時の気持ちや、その時の考え方、対処法を書いていきます。

 

【大事な試合に登板する時】

・自分のピッチングさえできれば、相手が誰でも打たれるわけがないと思う。

・やることはどんな場面でもいつもやっていることと同じだと思う。

・この試合が終わった時、また自分が大きくなれると思う。

【マウンドに上がった時】

・打率と同じで、負けは3割。勝ちは7割と考える。

・三振をとるイメージしかしない。

【カウントが悪くなった時】

・自分の得意なカウントである、初球だと思って投げる。

・振ってきても前に飛ばないくらいの思い切った球を、ど真ん中に投げ込む。

【味方がエラーをした時】

・そのエラーをなかったことにしてあげるために、絶対無失点で抑えようと思う。

・ピンチの後にチャンスが来ると思い、絶対に抑えると思う。

・ギアを上げるチャンスをもらったと思う。

 

人は「勝ちたい勝ちたい」が先行すると、

感情も加わり、

本来のプレーを邪魔するときもあります。

時には、

「負けないために何をするべきか」

そうすると、冷静に周りを見て判断できることもあります。

考え方の角度を変えてあげることも1つの方法かなと思います。

 

思考のコントロールとは難しいものですが、

マイナスな思考になると、

必ずと言っていいほど、マイナスな結果に引っ張られていきます。

なので、

常に、プラス思考でいることが、

勝負の世界では大切なことだと思います。

 

 

最大の武器

 

 

そして、

人生において、

成功をおさめるために、

大きくプラスに働いてくれる要素。

それは、

『経験』

だと思います。

経験は自信にもつながるし、

根拠や裏付け、

準備においても大きな材料にもなります。

なぜ、ベテランの選手が体力も落ちながら活躍できるのか。

そこには、

場慣れ、経験から来るパターン。

次、起きることのイメージ。

先読み。

そこに集中できるからこその脱力。

肩の力が抜けた、力みのないプレー。

前文で述べた、勝つための要素が満載です。

 

この武器を手に入れるには、

たくさん経験を積まないといけません。

これはただ単に、

時間が多いわけではありません。

チャレンジした数の問題です。

経験には、

いい経験もあれば、悪い経験もあります。

悪い経験はできれば避けたいものです。

しかし、

それも貴重な経験の1つです。

特に悪い経験は印象に残りやすく、

より強く、インプットされるので、

なかなか忘れることができません。

より長く、

武器になってくれるということになります。

なので、

最後に私が言いたいのは、

その経験ができる『舞台』に立つことが何よりも大切だということ。

たくさんその舞台に立ち、

たくさんチャレンジをしていくこと。

失敗して恥ずかしい思いをするかもしれません。

だけど、

舞台に立たないと、

失敗も成功も、

何も得るものはないということ。

こんなにもったいないことはないと思います。

例えば、

学校で手をあげて発表しないといけない場面。

小さなときは「はい!はい!」と積極的に手を上げて、

みんなの前で発表していたと思います。

しかし、いつからか、

恥ずかしい、間違えたらどうしよう、と、

手をあげなくなってしまいます。

それでは何も起きません。

 

たくさん、考えて、

自分の意見や、出した答え。

それをたくさん発信すること、

たくさんトライすること。

たくさんチャレンジすること。

そして、たくさん学ぶこと。

それが経験として、

今後の人生に必ず役立ち、

後押ししてくれます。

私は、

そう信じています。

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

 

 

 

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