ピッチングコーチ 仕事の悩みを解決 人間成長の為にやるべきこと

2020年1月4日

悩めることは幸せ

前にも書かせていただきましたが、私は現在コーチ兼任投手として働かせてもらってます。

今年もシーズンが佳境になり2年目が終わろうとしています。

今回は私のコーチとしての考え方を書かせてもらいます。

 

今のチームの練習時間は朝の8時半から昼の12時くらいまでの約3時間半です。

週に一日、日曜日が休みです。

私は週に2日ウエイトトレーニングを入れる日を作っています。

毎日練習メニューを出すのですが、だいたい2時間程度で終わるような最低限のメニューを出しています。

私は残りの1時間半がとても大切だと思っています。

この1時間半をどのように使うかは選手本人に任せています。

この時間でしっかりと自分と向き合い、自分の課題を見つけて、自ら取り組んでいく姿勢を身に着けてほしいからです。

よく耳にすると思いますが、マウンド上では味方が8人守ってくれているとしても、感覚的には1人ボッチなのです。

相手と戦う前にまず、自分との戦いなのです。

そこに勝つためには普段から自分と正面から向き合い、正直に自分を知り、流されない自分を持つ。ということが大事なのです。

 

阪神タイガース時代、2軍にいた私が初めて1軍に呼んでもらえた時に印象的だったのが、各選手が自主性をもって、自分の課題練習に取り組む姿でした。

誰一人として練習を「やらされている」という感覚ではありませんでした。

今自分がやるべきことを自分で見つけ、自分自身で乗り越えていくことで、それが困ったときの引き出しになってくれるのです。

悩み事を自らの力で解決できたとき、それは新たな引き出しとして自分自身の強みに変わるのです。

悩めば悩むほど人は強くなると私は考えています。

悩めるということは成長するチャンスなのです。

 

私は選手たちに自分からあまり教えにはいきません。

自ら考えて、やってみて、それでも上手くいかなかったり、行き詰まった時に選手のほうから聞きに来る感じです。

その時にはちゃんと返答できるように、常に選手たちをチェックして、準備しておくように心がけています。

自分でトライすることなく聞きに来る選手には、まず自分のやることをやってから来るように言っています。

それだけ自主性は大切だと思っているからです。

とにかく選手たちはたくさん悩んで、それを乗り越えてもらい、立派な選手、そして自主性を持った、立派な強い人間になってほしいと思います。