間違いとは ミスとは チャレンジすることの大切さ

選手からの言葉

 

 

ピッチングコーチをしている私に、選手たちからたくさんの悩みや、相談を受けることがあります。

ピッチングコーチをしていて、相談を受けるということは、

なにか、頼ってもらえているような感覚で、とても嬉しいことです。

 

しかし、私の考えは、できるだけ自分自身で悩みを解決してもらいたいと思っています。

それはなぜかと言うと、

自分自身で解決した悩みは、忘れにくいし、

自分自身の経験として、記憶に残りやすいからです。

その経験が、困ったときに、自分一人で乗り越える強さや、困難を乗り越えるための引き出し、方法になると思うからです。

なので私は、相談を受けた時には、自分なりの結論を言うというより、

自分自身の経験を伝えたり、納得する答えが出るまで、一緒に考えてあげるようにしています。

なるべく、答えは『自分自身の言葉』で見つけてほしいからです。

さっきも言いましたが、自分で出した言葉のほうが、記憶に残りやすいと思っているからです。

 

そんな中、最近一人の選手から相談を受け、話をする機会がありました。

その選手は、投球フォームであったり、配球論なんかを相談してきました。

話を聞いていると、投球スタイルや、方向性が固まっていないような印象でした。

あぁでもない、こぅでもないと、話し合っている中、

その選手の一言に少し気になる点があり、私なりに話をしました。

今回はそんな話の中で気になった点に対し、私なりの考え方で伝えたことを書いていきたいと思います。

少しでも共感や、参考になれば嬉しく思います。

 

 

「僕の考え方が、間違えていたんですかね?」

 

 

その相談してきた一人の選手と、いろいろ話をしていて、

話もまとまりかけていた頃、その選手に、

「なるほど。僕の考え方が、間違えていました」

と、言われました。

私は、その言葉が少し気になりました。

その選手と、私の考え方が違ったからそんなことを言ったのかもしれませんが、

その選手は、せっかく自分自身が考えて出した答えを、否定し始めました。

私はその選手に、

「間違いなんてないよ」

と言いました。

私は野球をプレーする中で、ルールに反することや、明らかな凡ミス以外間違いはないと思っています。

大きく言えば、人生においても、自分で考えて出した答えに、そもそも間違いなんてないと思っています。

なぜそんな考えなのか、

それは、

 

 

失敗=成長

 

 

私の考えの中で、根本に、

『失敗=成長』

という考えがあります。

なので、悩みができた時、自分自身で考えて、自分自身で考え出した方法で悩みに立ち向かい、

たくさんチャレンジしてみて、

たとえ、そこで失敗したりミスをしてしまったとしても、

そこでしっかり反省すれば、成長につながると思っています。

 

なので、その選手が言った、

「僕の考え方が、間違えていました」

という言葉は、違うと思いました。

 

その反対に、『成功』をおさめた時、

それはもちろん嬉しいことですし、褒め称えられることだと思います。

しかし私は、『成功』には、その瞬間以外にはあまり価値はないと思っています。

むしろその近くすぐそばには、『満足』という危険が潜んでいると思っています。

私は昔から『満足』をした時点で、成長は止まってしまう

という考えをもって、今までやってきました。

 

自分が取り組んでいる課題があるとして、

その課題をクリアしたときも、

そこで満足するのではなく、

「もっとこうしたら上に行けるんじゃないだろうか?」

「さらにうまくなるにはどうすればいいだろうか?」

と、自分の成長が止まってしまわないようにしてきました。

なので、今現在でも自分に満足をしたことはありません。

 

成長するには、成功よりも失敗のほうが価値があると考えています。

失敗には成長のヒントがたくさん隠れていると思います。

 

 

本当の『間違い』とは

 

 

その選手に、

「僕の考え方が、間違えていました」

と言われ、

「間違いなんてないよ」

と答え、その後に私が伝えたことは、

「チャレンジしてみないと間違いかどうかもわからないことに対して、

間違いと決めつけてチャレンジしないことが、間違いだと思うし、

もしかしたら成功するかもしれないし、、

たとえ失敗したとしても、その先には成長が待っているんだから、

自分自身の考えに間違いはない。

自分で考えて決断したことはすべて正解だと思う」

と、伝えました。

続けて、

「本当の間違いは、

人に言われたことを鵜呑みにして、自分の考えを持たないこと、

それと、一度したミスを繰り返すことだと思う」

と、伝えました。

 

人に言われたことを鵜呑みにする人の典型は、

それによって出た結果に対して責任を持たなかったり、人のせいにすることが多く、

自分を見ていないため、自身の成長がありません。

そして、人のせいにしてしまうと、失敗や痛みとして、

学ぶこともないので、同じミスを繰り返します。

要するに、自分の考えを持っていない人は、成長できないということです。

 

これを私は、

『間違えた考え方』

だと思っています。

 

 

まとめ

 

 

今回、一人の選手から相談を受け、

話をしている間に気になったことを書かせてもらいました。

これは、いろんな人にも思い当たることがあるんじゃないかと思い、

書かせてもらおうと思いました。

何かを決断する時、どっちが正解だろう、、、

と悩むときがあると思います。

私は、自分で考え、決断したほうはどちらも正解だと思っています。

間違いは、

自分自身のことなのに人の判断を任せたり、決断することから逃げることだと思います。

 

しかし、この選手のように人に相談することは間違いではありません。

この時も、私の考え方が参考になっていたようですが、

この考え方を自分なりに考え直し、アレンジしていくことが大切だということも伝えました。

そして自分なりの、考え方、知識、として蓄えていけばいいと思います。

 

私はいろんなチームを転々としてきました。

たくさんの出会いがあり、ありがたいことに、たくさんの先輩や後輩ができました。

長年野球をしていると、その反対に、別れの時も訪れます。

寂しいことですが、中にはわざわざそのことを報告してくれる律儀な後輩もいます。

「今年で野球を辞めることにしました」

とても胸に突き刺さる言葉です。

その時に必ずと言っていいほど伝えていることがあります。

「自分で決めた道なら、どんな道に行っても必ず成功するよ」

これは自分自身も大切だと思っている言葉です。

 

付け加えて、これもたとえ話ですが、

先日、ある選手が投球フォームで悩んでいました。

その選手にあるトレーニング方法を教えました。

その選手はまじめな選手で、その時もノートをつけていました。

そしてメモを取りながら私に、

「さっきのトレーニングは何て名前ですか?」

と、聞いてきました。

私は、

「トレーニングの名前は自分でつけなさい」

と言いました。

これも今回書いてきたことに似ているのですが、

全て人から教えてもらうのではなく、

自分の考えを加えることによって、自分のものになりやすいと思ったからです。

 

同じようなことを何度も書いている気もしますが、

今回書きたかったことは、

自分を持って、自分で考えて、出した答えに間違いはないということ。

なので、決断を迫られたとき。

新しいことを始める時。

臆することなくチャレンジしていくべきだと、

私は思います。

 

読んでいただいた方が、一歩でも前進してくれることを願っています。

ありがとうございました。

 

 

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